はじめに
このシリーズでは、初心者のためのPythonの入門を段階的に解説します。Pythonはシンプルな構文と強力な機能で多くの開発者に愛されています。プログラミング未経験の方でもPythonの基本をマスターすることで自分のアイデアを実現する第一歩を踏み出せます。私は大学院の研究でPythonを使用しており、この経験を活かして情報発信したいと考えています。この記事では、構築した開発環境(WSL+VSCode)と仮想環境上でPythonプログラムを実行する方法を紹介します。VSCodeでプログラムを作成し、そのプログラムを実行してみましょう。それでは始めていきます。
開発環境の構築について
WSL+VSCodeでの開発環境の構築については、以下の記事で解説しています。まだWSLとVSCodeのインストールができていない方はこちらをご確認ください。
仮想環境の作成について
Pythonによる開発は多くの外部ライブラリに依存しています。プロジェクトごとに必要なライブラリやそのバージョンが異なる場合があるため、仮想環境を使うことで各プロジェクトのライブラリやバージョンを管理する必要があります。仮想環境の構築方法については以下の記事で解説しています。まだ仮想環境を作成していない方はこちらをご確認ください。
Pythonプログラムの作成
まず、VSCodeでWSL上のフォルダを開きます。左下の「リモートウィンドウを開きます」をクリック。
「WSLへの接続」をクリックすると、新しいウィンドウが開きます。
新しいウィンドウが開いたら、「フォルダーを開く」をクリック。
「新しいフォルダー」をクリックし、「python-dev」を作成します。
「python-dev」を選択し、「新しいファイル」をクリックして「hello.py」を作成します。
「hello.py」に以下のコードをコピーして保存してください。
print('Hello World!')
Pythonプログラムの実行
作成したPythonプログラムをWSL上で実行します。まず、以下のコマンドで「python-dev」へ移動します。
cd python-dev
「python-dev」へ移動したら、以下のコマンドで「hello.py」を実行します。
python hello.py
実行すると、無事に「Hello World!」が出力されます。
最後に
この記事では、構築した開発環境(WSL+VSCode)と仮想環境上でPythonプログラムを実行する方法を紹介しました。これにより、Windows上で簡単にLinux環境を利用し、効率的にPython開発を行うことができます。次回の記事では、次回の記事では、Pythonに関する基本知識について発信していきたいと思います。
私の経歴などについては以下の記事から確認することができます!
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